パリ、3月14日（ロイター） – グッチのオーナー、ケリング(PRTP.PA)フランスの高級ブランドグループが、米国に本拠を置くブランド、マウイジムを買収することで高級アイウェア部門を強化すると月曜日に発表した。
1987 年に設立されたマウイ ジムは、北米で主導的な地位を誇る世界最大の独立系ハイエンド アイウェア ブランドです。「アロハ スピリット」を体現する卓越した技術と独特のハワイの伝統が認められているマウイ ジムは、高品質のサンフレームとメガネ フレームを幅広く提供し、100 か国以上で販売されている本格的なブランドです。
ケリング アイウェアは、2014 年に社内にアイウェア部門を構築して以来、革新的なビジネス モデルを構築し、2021 年度には外部収益が 7 億ユーロを超えることを可能にしました。昨年7月にデンマークの高級ブランド、リンドバーグを買収したケリングは、マウイジムとの契約が2022年下半期に完了すると予想している。マウイジムの買収は、ケリングアイウェアの拡大戦略の成功における大きなマイルストーンとなる。ハイエンドアイウェア分野での地位を確立し、機能的な製品から時代を超越したファッショナブルな高級製品まで、あらゆる範囲をカバーする製品を展開しています。
ケリング アイウェアの社長兼 CEO、ロベルト ヴェドヴォットは次のように述べています。「マウイ ジムは、顧客に愛されている非常にハイエンドで技術的に革新的なサングラスにより、市場において独自の地位を築いており、このブランドがケリング アイウェアの傘下に加わることを嬉しく思います」素晴らしいポートフォリオ。私たちは、マウイ・ジムが世界中で大きな可能性を秘めていると考えており、当社の専門知識と世界規模のネットワークの恩恵を受けて、地理的な拠点を拡大し、その中核的価値観に基づいて新たな消費者を惹きつけることになるでしょう。この2番目の重要な買収は、今やその市場分野で比類のない存在となったケリング アイウェアにとって大きな一歩でもあり、2014年にケリングが創設した戦略の裏付けとなるものです。」
「ケリング アイウェアとマウイ ジムの組み合わせは、私たちの組織とオハナ メンバーの両方にとって、一生に一度の機会です」とマウイ ジムの CEO、ウォルター ヘスターは述べています。「私たちの企業は、従業員と顧客に対する強いコミットメントとともに、同様の価値観を共有しており、それが驚くべき戦略的適合につながっています。マウイ ジムがケリング アイウェア ファミリーに加わることに、恐縮すると同時に興奮しています。私たちには誇り高い過去がありますが、一緒にさらに明るい未来を築いていきましょう。」
ケリングは、高級サングラスで知られるハワイのアイウェアブランドを買収すれば、同グループの年間アイウェア売上高は10億ユーロ（11億ドル）を超え、収益性が向上すると述べた。
買収額は明らかにされていないが、エグザンBNPパリバは、買収額はおそらく約15億ユーロになると述べ、マウイジムの2021年の年間売上高は約3億ユーロ、営業利益は約20％になると推定している。
アナリストらはケリングのアイウェア部門の収益性を13％から15％と予想している。
ケリングについて
世界的な高級品グループであるケリングは、グッチ、サンローラン、ボッテガ・ヴェネタ、バレンシアガ、アレキサンダー・マックイーン、ブリオーニ、ブシュロン、ポメラート、ドドー、キーリンなど、ファッション、革製品、ジュエリーの一連の有名ブランドの開発を管理しています。メガネ。
ケリング アイウェアについて
Kering Eyewear は、ファッション、革製品、ジュエリーの一連の有名ブランドを展開する世界的な高級品グループである Kering Group の一員です。
2014 年に設立された Kering Eyewear は、高級アイウェア市場セグメントで最も関連性の高いプレーヤーです。当社は、デンマークの誰もが認める高級アイウェアブランドである独自ブランドのリンドバーグと、ファッション、ラグジュアリー、ライフスタイルブランドのグッチ、カルティエ、サンローラン、ボッテガ・ヴェネタ、バレンシアガ、クロエ、アレキサンダー・マックイーン、モンブラン、ブリオーニ、ダンヒル、ブシュロン、ポメラート、アライア、マックキュー、プーマ。
ケリング・アイウェアの社長兼最高経営責任者ロベルト・ヴェドヴォット氏は記者団との電話会談で、同グループは旅行小売チャネルを含めてヨーロッパやアジアでマウイ・ジムの存在感を拡大し、そのレンズ技術をファッションレーベル向けの矯正サングラスの開発に利用するつもりだと語った。
ライバルLVMH(LVMH.PA)は昨年12月、2017年にマルコリンと共同で立ち上げたイタリアの高級眼鏡メーカー、テリオスを買収すると発表した。
(1ドル = 0.9127ユーロ)
投稿時間: 2022 年 3 月 19 日